気を付けて!!夏のお弁当!!
みなさんこんにちは。
GWが明けて、こちらでは数日雨が続き今日やっと快晴です!
この時期のお天気がいい日は、
お弁当を持ってピクニックに行きたくなります。
皆さんは普段のお仕事のお昼時間は外食ですか?食堂ですか?
それともお弁当を持参していますか?
この時期のお弁当は実は気を付けなければとても大変なのです!!
食中毒菌が繁殖しやすい
所良く中毒の原因となる菌の多くは、25~37℃で最も活発に繁殖します。
日本では梅雨の時期から9月頃まで高温多湿な状態が続き、
細菌がもたらす食中毒が頻発します。
食中毒の症状
食中毒の症状としては腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、発熱などが挙げられます。
食中毒にならないための対策
食中毒にならないためのポイントは3つ
- つけない
- ふやさない
- やっつける
です。
それぞれ見ていきましょう。
つけない
まずは、手洗いや手袋の消毒、調理器具を使い分ける、清潔な調理器具を使うなど、菌を付けないための対策が必要です。
お肉や魚介は別の容器に入れるなどの工夫もしてみるとなお良いでしょう。
ふやさない
買ってきた食材は、なるべく時間をおかずに保存しましょう。
保存するときは、低温での保存が必要です。
また、冷蔵庫、冷凍庫内は詰め込み過ぎず7割程度が理想です。
冷蔵庫の温度は10℃以下、冷凍庫はマイナス5℃以下がベストでしょう。
作ったら早めに食べることも大事です。
やっつける
食材は中心部までしっかりと加熱することが必要です。
85℃~90℃以上、90秒以上の過熱が望ましいです。
さらに、調理器具の消毒も大事です。
消毒には熱湯や、塩素系漂白剤が有効です。
夏にお弁当を冷蔵できない環境は危険!?
作って食べるまで、時間のかかるお弁当は、傷んだり、食中毒の原因になったりしないか心配する人も多いでしょう。
大丈夫です。しっかりと対策することでリスクを減らすことができます。
夏のお弁当作りの注意点
素手でおかずを詰めない
私たち人間の体にはたくさんの細菌がついています。
特に手は、スマホを触ったり、ドアノブを触ったりと色々なものに触れて一番細菌の付きやすい部位です。
調理前はしっかりと手を洗い、キッチンタオルや清潔なタオルできちんと手を拭いて下さい。
食材に触れるときも素手ではなく、ポリ手袋や菜箸などを利用すると良いでしょう。
おにぎりを握る際にはラップなど使うのが楽です。
おかずは中までしっかり加熱する
最近の多くは熱に弱い為、「やっつける」の通り熱することで、抑えることができます。
ハム、かまぼこ、ちくわなどの加熱せずに食べられる食品であっても、
高温多湿の時期は一度加熱して、冷ましてから入れるとより安全です。
ご飯やおかずは冷ましてから詰める
十分に冷めていないご飯やおかずを詰めると、お弁当箱の中に水滴がついてしまうため、
細菌にとって繁殖しやすい環境となり、お弁当が痛む原因となってしまいます。
なので、ご飯やおかずは十分に冷ましてからお弁当箱に詰めるようにしましょう。
素敵なランチタイムを
このようにいくつかの工夫をすることで、食中毒やお弁当が痛むことへの対策ができます。
お弁当は可能であれば、食べる前に再度加熱をして菌を抑えることができればベストですが、
そうでない環境もあるので、
おかずを作るときから詰めるまでの一工夫をぜひして、
素敵なランチタイムを楽しんで下さい。